症状別の喉のケア

手洗い・うがい

歌っている人に限らず、

講演会などで話す機会が多い方は喉のケアを欠かすことはできません。

 

喉を悪くする前に、日ごろから喉をケアする必要があります。

うがいと手洗いは必ず行いましょう!

・うがい

うがいには充血を鎮める効果もあります。

喉の炎症は、毛細血管が充血することによって引き起こされます。

歌った後や講演会で話したあと、咽頭~気管支にかけての炎症も

うがいをすることによって一時的ではありますが腫れは若干治まります。

 

また生理食塩水を使用してうがいすることも効果が上がります

 

*生理食塩水:食塩濃度0.9%の食塩水のことです。

1リットルの水に9グラムの食塩を混ぜればできます。

水道水を使用しても大丈夫ですが、実際に風邪を引いてしまった場合は衛生を考えて

精製水や蒸留水を使用して作ることをおすすめします。

ドラッグストアで精製水を購入することが出来ます。

 

・手洗い

口に手を付けることによって、手に付着した病原菌やウイルスが体内に侵入してきます。

定期的に手洗いをしましょう。

特に指先と指の間は洗い残しやすいので、重点的に洗いましょう。

 

次に。声に影響が出る症状を紹介しながら、その対策についてお伝えいたします。

風邪

風邪を引いた場合、喉に痛みを感じたり、声が出づらいと思ったら

喉に炎症が起こっている場合がございます。

 

喉の炎症には

上咽頭~下咽頭にかけて広い範囲で炎症が起こっている場合

上咽頭のみ炎症している場合があります。

 

炎症が下咽頭まで広がっていた場合は、

声帯にも炎症が起こっていますので、声を出してはいけません。

声を出すと声帯同士がぶつかりながら振動するので、炎症を悪化させてしまいます。

最悪、声帯結節の原因にもなってしまいます。

 

風邪薬もしくは医師・薬剤師に診てもらい風邪が完全に治ってからボイトレを再開しましょう。

 

どうしてもボイトレがしたい場合は、

発声練習を控えて、腹式呼吸などの呼吸の練習に留めましょう。

気管支炎

下咽頭よりさらに奥の気管支まで炎症が広がっている状態を気管支炎と言います。

気管支炎の場合は呼吸の練習もしてはいけません。

リズムの練習や耳を鍛える練習など呼吸を使用しなくてもいい練習を行いましょう。

 

医師に診てもらい速やかに治療を行ないましょう。

声帯結節

声帯結節のことをポリープと一緒にしてしまう場合がありますが、

厳密には違います。

 

声帯結節とは声帯にできた「タコ」です。(ペンダコと同じです)

ポリープは声帯にできた「腫瘍」です。

 

風邪を引いても無理に声を酷使してしまう人に見られる症状です。

声は声帯を閉じることによって発声されますが、

声帯結節が出来てしまうと、声帯は上手く閉じなくなり、ガラガラ声(嗄声)になります。

芯のある声が出せなくなり、声を共鳴させることも難しくなります。

 

また声帯結節がある状態で発声を続けてしまうと、

結節はさらに大きくなって症状を悪化させてしまいます。

 

声帯結節ができてしまったら、結節が完全になくなるまで発声をしないことです。

普段の会話もなるべく控えてください。可能ならば筆談にしましょう。

 

ポリープ

ポリープは声帯にできた腫瘍です。

声帯結節と症状が似ていて、常時ガラガラ声になっていることが主な症例です。

ほとんどの場合手術をしなくてはいけません。

速やかに耳鼻科、病院で診てもらいましょう。

発声は厳禁です。

耳の病気

喉の症状ではないですが、耳の病気も声を発することに影響を与えます。

耳の調子がおかしいなと感じたら、耳鼻科で聴覚検査を受診することをおすすめします。

音が聞こえづらいということが長く続いたら疑いましょう。

 

しかし、難聴というのは音楽に触れている人たちの職業病みたいなものでもあります。

普段から大音量で音楽を聴いたり、ヘッドホンで音楽を聴いていたりすると耳に負担がかかりやすいです。

 

長時間イヤホンで音楽を聴かないなど

なるべく耳への負担を軽減するよう気を付けていきましょう。

 

難聴になっても精神的に自分を追い込まずに、医師と相談しながら治療を行いましょう。

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