正しいお腹の使い方

膨らませてキープ!

腹式呼吸を行うときはお腹の動かし方が大事になってきます。

吸うときにお腹を膨らませて、

吐くときにお腹を凹ませる

とよく聞いたことあると思います。

これは確かに腹式呼吸ではあるのですが、歌うときにやるお腹の動きとしてはあまり良くないです。(個人差はあります)

 

発声するときは、横隔膜の上下運動が呼吸をコントロールします。

お腹を100%まで膨らませて、0%まで凹ませるという激しい変化を付けてしまうと

横隔膜の運動が不安定になりやすく、安定した息の吐き方がしづらいです。

 

理想は息を吸ったときに横隔膜が一気に下まで下げ、息を吐くときにゆっくり上昇させることです。

そうすることで息が安定し、歌うときに余裕を持てるようになります。

 

ですので腹式呼吸を歌に使うときは、

息を吸ったときに100%までお腹を膨らませて、息を吐くときはできるだけ100%の状態を保とうとすることです。

実際にはどうしても70%ぐらいまで凹みますが、

100%を維持する気持ちでお腹の膨らみをキープしてください。

 

そのために、お腹の腹横筋を使って外側へ押し広げるようにします。

慣れていない人にとって結構大変だと思います。

お腹の膨らみをできるだけキープして歌えるように練習してみてください

 

お腹に力を入れすぎない!

歌うときはお腹の筋肉を使え!

とよく言われますが、

全力で頑張って力を入れればいいのかというとそうではないです。

 

お腹がぷるぷるしてしまうほど力んでしまうのは逆効果です。

お腹がぷるぷる震えてしまうと声まで震えて不安定になります。

 

特に高い声を出そうと頑張ってお腹に力を入れる人が多いと思いますが、

確かに横隔膜をコントロールする意味で、ある程度は力を入れなければいけません。

 

しかし、ある程度お腹が張ってるなぁぐらいの力で十分です。

それ以上力を入れてもただ腹筋が疲れるだけになります。

高音が上手く出ないのは、声帯の使い方とバランスの方に問題があります。

 

歌うときにお腹に力を入れすぎないように気を付けてください

適度に力を抜くことも大事

歌うときはお腹がある程度張っている状態を保つと言いましたが、

常にお腹を緊張させて歌わなければいけないということではありません。

 

楽に歌える部分はリラックスして最低限のエネルギーで歌いましょう。

曲中ずっとお腹を緊張させてしまうと後半疲れてしまいます。

 

スポーツと同じで、ベテランの選手は試合中でも力の抜きどころをわかっています。

試合中ずっと全力疾走できる人はいません。

楽できる部分は楽して、ここぞというときのためにエネルギーを溜めましょう

 

これは意外と大事なことで、初心者の多くは曲中身体が緊張しっぱなしなことが多いです。

どこで力を抜いてリラックスするべきかを見極めて、メリハリをつけて歌えるように経験を積むことも必要です!

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