言語による発声の違い
テレビ、ツイッター、youtubeでもよく外国人の歌動画を見かけます。
歌が上手い人が多いですよね~
実際は英語圏の方の性格や文化の影響もあり、
- 生活の中で歌を日本人より重要視している
- 自分を魅せようとする意識が高い
- 評価されるハードルが高い
などの要素によって
日本人と比べてレベルの高い環境にいることが1つ大きな要因ではないかと思います
そもそもの人口の絶対数が多いので、歌が上手い人の数も多いということも挙げられますね。
もちろん言語的な要因で英語圏の方が歌で有利であることがあります。
一番の違いは発声の仕方にあります
英語は会話の中で、音程が頻繁に上下します。
普段の会話で使う音域が日本人と比べて広く、発音も複雑です。
日本語の場合は「あいうえお」を基準とした単音の発声で、会話も狭い音域しか使いません。
英語圏の人は上下する広い音域を器用に出すために、息をコントロールして発声しています。身体全体を使って発声しているわけです。
息のコントロールは歌の基本となりますので、英語圏の人は普段の生活から歌が自然と鍛えられるのです。
日本語の場合は狭い音域を上下しますので、それほど息のコントロールをしなくても楽に出せてしまい、喉から声を出す習慣がついてしまいがちです。
日本人が一番躓くところがこの息のコントロールでもあります。
逆に考えれば、英語の発声を勉強することが息のコントロールの感覚を掴むヒントになるかもしれません
余裕のある人はそういう方面で練習してみてもいいかもしれませんね!
日本人も自己向上心を持つべし!
周りの友人を見てもそうですが、日本人には自己鍛錬の心が欠けている人が多いように思います。(僕は海外出身です)
自分にできていないことがあると、悔しい思いをしてなんとしてでも習得して自分の能力を高めたい!
というのが向上心のある人の特徴ですね。
そういう人は積極的に本を買ったり、ネットで調べたりして、自ら学んでいきます。
向上心が欠けていると、「別にいいや」とすぐに諦めてしまいます。
これは非常にもったいないことだなと思います。
口ではこうなりたいと言っていても、それを達成するための行動を取ってないということです
歌においてもそうで、本気で歌が上手くなりたいなら、自分の歌の課題点をしっかり分析しようとしますし、改善しようと努力できます。
自分の本当の課題を分析せずにちょっと練習して、ダメだったからすぐやめてを繰り返しても成長が遅いのは当然です。
今一度自分が本当に取り組むべき練習は何なのかを改めて考えてみてください
ぜひ、自分の能力を高める意識は持ってもらいたいと思います。
とにかくやってみる精神!
歌を上達させる一番の方法は、やはり自分の歌声を発信することです。
SNSやYouTubeでもいいので自分の歌った動画を上げることで、自分の歌声をより客観的に見るようになります。
そうするとより課題点が浮き彫りになり、改善すべき点が見えやすくなります!
ですが、中にはプロ歌手のミュージックビデオとか自作動画を見て、
自分もこんな作品作りたいなぁ…
だけどこんなレベル高い作品無理だ…
と思う人がいるかと思います。
完璧主義な人であるほどこういう傾向が多いです。
何事も完璧に仕上げないと公表したくないと思うのです。
ですが、大体の物事はそこそこできていれば十分です。
スマホで撮った動画に文字を入れた簡単な動画でもいいです。
大事なのは実践して場数を踏むこと
完璧ではないけど実践してみた方が、本を見て勉強することよりも学べることは圧倒的に多いです。
実際に人前で歌ってみてあまり良い反応を得られなかったら
何がダメだったのかを考え、改善して、また実践する。
この繰り返しでいいんです!
人は思っているほどあなたの過程を見ていませんし、覚えていません。
最終的に良い結果になれば、今までがどんなにひどくても関係なくなるのです。
勇気を持ってとりあえず実践してみることで確実に一歩を踏み出せます!
こんにちは!岩渕と申します。
最近、赤羽さんのyoutubeを見るようになって 「なんてわかりやすいんだ!」と感動してしまいました。
話全体にまとまりがあって、とても聞きやすいのでいつも勉強させていただいております。
今回は、少しストレートなボイトレ的質問ではなく
声の専門家である赤羽さんに意見を聞きたいといった形で質問させていただきます。
それは、「英語喉」について です。
僕はこの本を購入しまして、youtubeでも勉強しようとしていました。
この本書かれている内容は実際本当だと思います。
「日本人(口)と外国人(喉)の発声法が異なるから日本人は英語が下手なのだ」
というものです。
ただ、著者自身が体験したことをベースとしているので、感覚的な表現が多く 根拠のあるアプローチも多くありません。
(批判をしているわけではありません)
そこで、赤羽さんのYouTubeやネットなどで調べて僕なりの意見をまとめました。
日本人は口腔共鳴ベース 外国人は咽頭腔共鳴ベース
共鳴のさせかた違う
(歌がうまい人に英語の発声がうまい人が多い、もしくは外国人の歌のうまさもこの発声法からくるものだと思います。)
ここで疑問なのですが、
「著者は、喉ブレーキをかけるな それが英語喉(僕の中では咽頭腔共鳴)だ!
息を出しつづけ発声するのが、カギだ!」と言います。
たしかに母音だけなら口の形を変えるだけで息はそのまま出し続けて発声できますが、子音も混ざると「息を出し続ける」のは不可能なのではないかと考えるようになりました。
また英語喉では、息を「からぶかししろ」というように指導されており
それは、赤羽さんの「まずこれシリーズ」で、「基音」と紹介されていた ノイズに聞こえ特別な表現以外は使用しない”チカラ”のない声ではないのかと これまた疑問を抱くようになりました。
このように僕のような素人の場合、それが正しいのか どうなのか 見極めることが困難です。
そこで、もしお時間を割いていただけるならば 赤羽さん自身のご意見を伺いたいと思いましてこの度ご連絡させていただきました。
ここで、話した内容はYouTubeで英語喉 レッスン1,2,3 それぞれ4分ほどの動画で著者が解説されておりますので、よろしければ見ていただけると嬉しいです。
なかなか、特殊な質問だとは自覚しておりますがどうぞよろしくお願いいたします。
長文失礼しました。